こんにちは!トウマです。
今日は現役飲食店オーナーが教える”コミュニケーション術”(ニュース編)です。
これはぼくが銀行営業時代から使っていたニュースに関する話術で、相手を喜ばせながら自分も賢くなる方法です。
心理学なども絡ませながら解説していきます。
ぜひ使いこなして、日々の会話に活かしてみてください!
こんな人が書いてます↓

それでは順番に見ていきましょう。
1.毎日ニュースを見る
まず単純に、あまりにも無知な人は話していてしんどいです。
最低限、最近なにが話題になっているのかは知っておきましょう。
大事なのは、ニュースを見る時間を日々のルーティーンに完全に入れ込んでしまうこと。
ぼくが営業マンだった頃は、毎日朝ごはんを食べている時と歯磨きをしている間に、経済新聞を読んでいました。
そして車で出勤しながら今日のニュースを思い返して自分なりに考えて、会社に入る前に10分程度、駐車場で気になったことを調べたり、世間の意見を確認してから出社していました。
飲食店オーナーをしている現在も、毎日19時からのニュース番組を見ながら開店前の掃除して、営業にそなえています。
ニュースの話をする上で大事なのは、自分の意見を持つこと。
とはいえいきなりそれは難しいですよね。
正直、海外情勢のニュースなんかは、歴史背景を知らないと理解しきれない部分も大きいです。
そこでこの”ズルいコミュニケーション術”が活躍します。
ココがズルいポイント
ネット上のコメントを自分の意見にしてしまいます。
この記事はこういう術をどんどん公開していきます(笑)
コメントの選定で大事なのは、
・前提として自分が共感できたもの
・他の人から叩かれていないコメント
ニュースサイトのコメント欄からでも、トピック別にSNSで検索して出てきたものでも良いです。
ただなるべく自分が共感できて、他の人からも共感を得ているコメントを選びましょう。
自分が共感できても”理不尽な理由”以外で叩かれている意見は要注意!
なにかの思想に触れる危険性があります。
他人の意見を取りこんでいるこの段階で、そこに手を出すのはリスキーです。
まずは勉強と思って、ニュース+世間の意見をチェックするクセをつけましょう!
2.詳しいお客さんと話す
前項ではインプットについての考え方でした。
次はそこで得た知識を上手にアウトプットする方法。
タイトルにも書いていますが、思い切って詳しいお客さんと早速その話をしましょう。
ただこちら側は圧倒的に知識が少ないです。
そこで大事なのはあくまで教えを乞う姿勢であること。
「そういえば最近○○が問題になってますがどう思います?」
くらいの軽い感じで話題を振って意見を求めます。
ある程度の意見が出てきたら、
「こう言っている方もいるみたいですよね~」
そうです、ここで披露するのはさっき確認したネット上のだれかの意見です。
これだけで、ある程度知識のある若者にはなれます。
そこでもう一歩踏み出しましょう。
きっと詳しいお客さんの口からは知らない単語だったり、そこまで詳しく知らない歴史背景といった話題がきっと出てきます。
ここで大事なのは、知ったかぶりをせず、教えを乞うこと。
これに関しては、心理的な意味合いも含んでいます。
ココがポイント
重要なのは「知識のある人(特に男性)は教えるのが大好き」
あくまで「勉強不足ですみません、勉強させてください」という姿勢でいること。
加えて相づちは
「なるほど」
「さすがですね」
「○○なんですね」
(相手の言ったことを繰り返す)
会話が上手な方は相づちが上手です。
上手な相づちがヒットすると、相手は気持ちよくなり、どんどん話したくなります。
ここで長くなってきたお客さまの話を面倒くさがってはいけません。
本当に勉強になったことはメモを取るくらいでちょうどいいです。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでまたインプットの時間が始まっています。
なんならネット上のコメントよりも、より深く濃い世間の意見です。
そしてそこまで真剣に聞いてきた若者を、人生の先輩は基本的に可愛がってくれます。
この流れで、お客さまとのより深い関係と、新たな知識を得ました。
今回のコミュニケーション術講座はここで終わりません。
せっかく勉強したのに、ひとりのお客さまで完結してはもったいないと思いませんか?
ココがズルいポイント
この流れをいろんなお客さまに繰り返しましょう。
そうすることで最初は付け焼刃だった知識と意見が、どんどん精錬されたものになっていきます。
つまりインプットとアウトプットを、仕事の中で高速回転させるのです。
これを毎日いろんなトピックで繰り返すことで、自分の知見は確実に広がります。
お客様も「まじめで熱心な若者」としてきっと応援してくれる存在になります。
3.”話す”接客より”引き出す”接客を
人間は基本的に話したい生きものであり、聞いてもらえることに喜びを感じます。
だから基本的に接客会話において大切なことは、
・相づち
・共感
・話題の提供
だと考えます。

今回書いた記事はそういったお客さまの心理的な欲求を刺激しながら、同時に自分の知見を広めることのできる話術を紹介しました。
みなさま様々なスタイルがあるとは思うので、一概にこの方法が一番いいという話ではありません。
あくまで「心理的なことを考慮した」ひとつの意見です。
ぜひ若手の営業マンや接客業の方は上記の話術を実践して、お客さまとの信頼関係の構築や自身の知見の拡充に活かしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
さまざまな意見がありますし、接客や営業に対して正解というものは存在しません。
お客さま一人ひとりによって正解が変わるからです。
ただ上記の方法は、知識の深い一部の方には絶対的な効果を発揮します。
ぼくは営業マン時代にも飲食店での接客でも、上記の内容を繰り返して後悔したことはありません。
試せる機会があればぜひお試しください!